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第49回国際学術大会 終了のご報告と御礼

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韓国日本語学会 会員の皆様


チョウセンレンギョウがまさに満開となり、春を迎えました。


去る3月23日(土)に開催されました韓国日本語学会第49回国際学術大会は、会員の皆様の積極的なご参加とご声援に支えられ、盛会のうちにつつがなく終了いたしました。日本国際交流基金ソウル文化センターの加藤剛所長ならびに韓国日語教育学会の金志宣会長におかれましては、ご多忙のみぎりご来臨いただき、ご祝辞と応援のお言葉を賜りましたこと厚く御礼申し上げます。そして、貴重な研究成果を発表してくださった先生方、深みのある議論を行ってくださった討論ならびに司会の先生方、長時間にわたりご列席くださった皆様方に心より感謝申し上げます。


今回の学術大会は「持続可能な日本語学研究と日本語教育」というテーマのもと、招請講演、企画発表、招請発表で構成いたしました。招請講演では「第2言語の社会化」「複線経路等至性アプローチ(TEA)」というキーワードで第2言語習得研究の最新動向を把握することができました。また、企画発表では「日本語学習者のための作文評価とフィードバック」に関する理解を深めることができ、招請発表では日本語辞書アプリの問題点を通じて「アクセント教育の重要性と未来」について考察することができました。今回の学術大会がこのように実りある豊かな学術交流の場になりましたことは、偏に国内外からご参加くださった先生方のお力によるものです。招請講演をしてくださった東京都立大学の奥野由紀子先生をはじめ、企画発表の金庭久美子先生、金玄珠先生、橋本直幸先生、金蘭美先生、そして招請発表の呉泰均先生、金庭香理先生に改めて感謝申し上げます。また、学術大会開催のために時間と労力を惜しまずご尽力くださいました第13代の役員の皆様に深く感謝いたします。


韓国日本語学会第50回学術大会は、学会創立25周年を記念して「日本語文法研究の新しいパラダイム」というテーマで9月28日(土)に中央大学校ソウルキャンパスで開催される予定です。広島大学の白川博之先生の基調講演をはじめ、様々な企画発表と学術発表を鋭意準備しております。会員の皆様方のご支援ならびに多くのご参加を賜りますようお願い申し上げます。



2024年3月25日

韓国日本語学会会長 郭銀心 拝

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