韓国日本語学会 会員の皆様
去る9月20日に開催されました第52回国際学術大会は、会員の皆様の熱いご声援とご参加のおかげをもちまして盛会裡に幕を閉じ、意義深い大会となりました。
国内外から多くの研究者の方々にご参加いただき、最新の研究成果を共有し、活発な学術交流が行われる貴重な学問の場となりました。
特に、日本語コミュニケーションの未来をテーマとした基調講演を賜りました日本の放送大学の滝浦真人先生に深く感謝申し上げます。先生のご洞察は、日本語学を研究する私ども一人一人に新たな視点と大きな感銘を与えてくださいました。
この度の学術大会は、第13代執行部の任期最後の大会でもありました。これまであらゆる面におきまして惜しみないご支援を賜りました歴代会長および常任理事の皆様に心より御礼申し上げます。
また、この2年間、至らぬ点が多々あったにもかかわらず、会員の皆様から変わらぬご厚情とご声援を賜り、学会を円滑に運営することができました。改めて深く感謝申し上げます。
今回の総会では、明知大学校の李恩美先生が次期会長に選出されました。
李恩美先生は、長きにわたり当学会の発展のためにご尽力くださり、編集委員長も歴任され、卓越したご見識とご力量をお持ちの方でいらっしゃいます。
次期会長と新しい執行部が学会を更に発展させていくことができますよう、会員の皆様方におかれましては引き続きご関心と温かなご声援を賜りますようお願い申し上げます。
朝晩が一層涼しくなってまいりました。
会員の皆様方のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、ご研究と教育におかれましても豊かな実りがございますよう心より願っております。
2025年 9月 24日
韓国日本語学会 第13代会長 郭銀心 拝