韓国日本語学会 会員の皆様
春暖の候、会員の皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
平素より本学会の活動に格別のご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
去る2026年3月21日(土)、韓国外国語大学において開催されました
「韓国日本語学会第53回国際学術発表大会」は、会員の皆様のご支援とご参加により盛況のうちに無事終了いたしました。
まずは、ご多忙中にもかかわらず、ご祝辞を賜りました国際交流基金ソウル日本文化センターの十河俊輔所長、
韓国外国語大学日本研究所の朴敏英所長をはじめ、貴重な研究成果をご発表くださった発表者の皆様、
深みのある議論を展開してくださった討論者および司会者の皆様、
そしてご列席いただいたすべての皆様に、心より御礼申し上げます。
今回の学術大会は、「日本語研究の境界の拡張―聞き手とのインターアクションを考える」という主題の下、
日本語研究、とりわけモダリティ研究を多角的な視点から見つめ直し、研究の拡張性を展望する意義深い場となりました。
基調講演では東京外国語大学の幸松英恵教授より、
「終助詞論としてのノダ研究の可能性-『鼻息』と『ため息』の標識-」というテーマで、
終助詞化が進んでいる「ノダ」に着目し、二つの終助詞的用法や後接する終助詞の意味の「ずれ」、
さらには今後の終助詞研究の展望に至るまで、極めて示唆に富むご講演をいただきました。
続く企画発表では、日本語文法、日本語教育、社会言語学、語用論など多様な分野の先生方より、
モダリティと関連づけた興味深いご発表と活発な討論が行われました。
また、これまで中断されていた3月学術大会における一般発表セッションを再開し、
国内外の研究者が研究成果を共有し、交流する場を再び設けることができたことも、大変意義深いものであったと存じます。
本大会の開催にあたりご尽力くださったすべての関係者の皆様に、改めて深く感謝申し上げます。
次回の「韓国日本語学会第54回国際学術発表大会」は2026年9月19日(土)に仁川大学にて開催される予定です。
引き続き、会員の皆様の変わらぬご関心とご参加を心よりお願い申し上げます。
2026年3月23日
韓国日本語学会会長 李恩美 拝

